こんにちは。
副業でWEBライターをしている現役サラリーマンです。
今回は、わたしが副業でWEBライターを始めたきっかけや、最初の案件を獲得した時の話、WEBライターのやりがいや注意点、今後の目標などについてお話ししたいと思います。
まずはわたしが副業でWEBライターを始めたキッカケからお話します。
副業WEBライターを始めたキッカケ
わたしが副業WEBライターを始めたキッカケは、自分の文章力がどれほど評価されるのか試してみたかったからです。
わたしはもともと、ワードプレスを使ってブログを書いていました。
ブログテーマは特に決めておらず、自分が興味を持ったことをつらつらと書いていました。いわゆる『雑記ブログ』です。
雑記ブログとは言っても、一人の人間が書いている以上は、やはり記事の内容に偏りが出ていました。
例えば、投資・禁酒・筋トレ・ダイエット・健康など、自分が関心を持っている分野の記事を多く書いていました。
そんな中、新型コロナウィルスが流行しはじめました。
毎日毎日会社に出勤して仕事をしていたのに、突然在宅勤務を命ぜられ、慣れない在宅勤務の毎日が始まりました。
在宅勤務が始まったばかりの頃は、自宅で仕事をすることに難しさを感じていましたが、徐々に慣れてくると、時間と体力に余裕が出てきました。それゆえに、思考にも余裕が出てきました。
コロナ禍になる前は、1週間にブログ記事を1本書くのがやっとでしたが、在宅勤務になって時間や体力や思考に余裕が出てきたため、毎日ブログ記事を書くことも可能になりました。
『記事を量産』とまではいきませんが、コンスタントに記事を投稿できることが嬉しかったです。
コンスタントにブログ記事を投稿できるようになったら、次は『記事の質を高めたい』と思うようになりました。
質の高い記事を書くため、文章術について書かれた本を3冊ほど購入し、文章の書き方を勉強するようにしました。
特に勉強になった本は、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」という本でした。
記事全体の構成を作るためにどんなことに気を付けたら良いのか、とても勉強になりました。
本で学んだ内容はすぐに自分のブログに反映し、質の高い記事を書けるように努力を重ねました。
質の高い記事を書くことを目指してブログ記事をせっせとアップしていた時期は、
YouTubeで「ブログ 収益化」というキーワードで動画を探しては視聴することを繰り返していました。
たいていの動画は、アフィリエイトやアドセンスで稼ぐことを勧めていました。
しかし同時に、WEBライターになることを勧める動画も多数存在していました。
始めのうち、自分という存在とWEBライターという存在は全く結びつかなかったので、動画を視聴しても全く心が動きませんでした。
しかし、副業としてのWEBライターに関する動画を何度も視聴するうちに、「自分の書いた文章がお金になるのって面白そうだ。自分の文章力が果たしてどれほどのお金になるのか、試してみよう」と思うようになりました。
わたしが副業WEBライターになろうと思ったのは、まさにこの時でした。
最初の案件を獲得した時の話
ではここから、わたしが最初の案件を獲得した時の体験談を書きたいと思います。
クラウドソーシングサイトに登録
わたしが最初に案件を獲得した方法は、クラウドソーシングサイトです。
具体的にお話ししますね。
わたしは「副業WEBライターになろう!」と決めてからすぐに、大手クラウドソーシングサイトに登録しました。
1つのサイトに登録するだけでなく、複数のサイトに登録しました。
一日も早く仕事を獲得したかったからです。
実際、複数のサイトに登録したほうが受注の可能性は高くなります。
登録作業は少し煩雑ではありましたが、「副業WEBライターになる!」という決意のもと、もくもくと登録作業を進めました。
登録作業中に、報酬を受け取るための銀行口座を入力するのですが、「この口座にたくさんお金が振り込まれますように」と祈りながら入力したのを覚えています。
クラウドソーシングサイト全般に言えることですが、登録する情報は大きく分けて以下の二つです。
・個人情報
・自分のスキル
「個人情報」は何ら問題なく登録が完了しました。
一方、「自分のスキル」の登録には苦労しました。
なぜなら、自分の強みが何なのかよく分かっていなかったからです。
そのため、何を入力したらよいのか迷ってしまい、登録作業がなかなか進みませんでした。
結局は、自分のサラリーマン人生で培ったスキルを余すことなく入力することにしました。
自分にとっては当たり前のことでも、他の人にとって当たり前ではないことはたくさん有ります。
「きっと自分のスキルはいつか誰かの役に立つだろう」という希望的観測で、スキルを登録しました。
登録作業が完了したら、さっそく案件の獲得に乗り出しました。
最初の案件を探した方法
クラウドソーシングサイトの登録が完了したので、さっそくWEBライターの案件を探しました。
サイトによって異なりますが、WEBライターの案件を探す場合、「ライティング」とか「記事作成」というカテゴリーの中を検索することになります。
わたしが初めてWEBライターの案件を検索した時の感想は、「こんなに大量に案件が存在するのか!」でした。
とにかく、ありとあらゆる分野のライティング案件が存在していたのです。
しかし、ライティング案件の数以上に、案件を獲得したい人のほうがはるかに多いはず。
実績ゼロのわたしが確実に案件を獲得するためには、何らかの工夫が必要だと思いました。
そこでわたしは、こんな工夫をして案件の獲得に乗り出しました。
案件を獲得するための工夫
実績ゼロのわたしが案件を獲得するために、以下の条件に合った案件に応募することにしました。
・ポートフォリオが求められている案件
・自分の得意分野である案件
1つ目の「ポートフォリオが求められている案件」を探そうと思った理由は、それまでにコツコツと書いてきたブログを最大限活用しようと思ったからです。
ライティング案件の中には、「ポートフォリオを教えてください」と書かれている案件が一定数存在します。
ポートフォリオを要求する発注者に対しては、すでに100記事以上の投稿があるわたしのブログは好印象を与えるのではないかと思いました。
それゆえ、応募対象を「ポートフォリオが求められている案件」に絞り、応募画面で自分のブログをアピールするようにしました。
2つ目の「自分の得意分野である案件」を探そうと思った理由は、得意分野以外の記事は書けないと思ったからです。
もちろん、現在のネット社会を最大限活用すれば、全く未知の分野についても記事を書くことはできるかもしれません。
しかし、出来上がった記事はきっと薄っぺらい内容になってしまいます。
副業ではあってもWEBライターとして活躍するためには、内容の濃い記事、読者にとって忘れがたい面白い記事を書いていきたい。
それゆえ、応募対象を「自分の得意分野である案件」に絞ったのです。
上記の工夫をこらして、いくつかの案件に応募してみると、さっそく1人の発注者から連絡がありました。
契約前の簡単な事前確認をした後、正式な契約となりました。
わたしが最初に獲得した案件はどんな内容の案件だったのか、お話します。
最初の案件はどんな内容の案件だった?
わたしが最初に獲得した案件は、社内コミュニケーションツールを開発している会社から頂いた案件です。
その会社が開発している社内コミュニケーションツールの使い勝手について解説する案件でした。
ちょっと難しい内容に聞こえるかもしれませんが、わたしにとっては相性の良い案件だったと思っています。
なぜなら、当時わたしが勤めていた会社では、コロナ禍で在宅勤務になってしまったゆえの社内コミュニケーションの不足が問題になっていたからです。
「こんなツールがあれば、社内コミュニケーションがもっと円滑になるのに」と思っていた矢先に受注できた案件でした。
それゆえ、心の中に秘めていた気持ちを思いっきりぶつけて文章を書くことができ、我ながら実感のこもった記事になったと思います。
納期内に無事に納品でき、しっかりと報酬を頂きました。
以上が、わたしが最初の案件を獲得した時の話です。
続いて、わたしが感じている「副業WEBライターとしてのやりがい」についてお話します。
WEBライターのやりがい
わたしが副業WEBライターとして活動していく中で感じているやりがいは、以下の3つです。
自分の書いた文章が多くの人に読まれているという実感
副業WEBライターとしてのやりがいの1つ目は、「自分の書いた文章が多くの人に読まれているという実感」があることです。
副業WEBライターになる前の数年間、個人ブログを運営していましたが、しょせん個人ブログですので、読者はあまり多くありません。
一方、クラウドソーシングサイトなどで獲得するライティング案件は、アクセス数が多いメディアに掲載するための記事です。
つまり、自分が書いた文章が、個人ブログとは比較にならないくらい多くの方に読まれているということです。
この事実は、わたしがWEBライターとして感じるやりがいの1つです。
ライティングスキルが身につく
副業WEBライターとしてのやりがいの2つ目は、「ライティングスキルが身につくこと」です。
副業WEBライターとして活動していると、ライティングスキルが身に付きます。
もちろん、文章を書いていれば勝手にライティングスキルが身につくわけではありません。
文章術の本を読み、何度も実践して、徐々に身についていきます。
しかし、「ライティングスキルは生きていく上で特に必要としていない」という方がいらっしゃるかもしれません。
でもわたしは、ライティングスキルを身につけることにはとても大きなメリットがあると感じています。
例えば、ライティングスキルが向上したことで、本業のサラリーマンとしての仕事の質がとても高くなったと実感しています。
上司への提案書、お世話になった方へのお礼状など、サラリーマンとして文章を書く機会は枚挙にいとまがありません。
そのような機会にスムーズに質の高い文章を書けると、上司やクライアントから高い評価を頂くことができます。
わたしは今後もライティングスキルを高めるために、副業WEBライターを続けていきたいと思っています。
知識が広がる
副業WEBライターとしてのやりがいの3つ目は、「知識が広がること」です。
WEBライターとして活動する上で、知識のアップデートは欠かせません。
たとえ得意分野の記事のライティングであっても、知識をアップデートし続けなければ、質の高い記事を書くことはできません。
それゆえ、案件を受注するたびに、執筆分野の知識をたくさん取り入れることになります。
ただ、この知識を取り入れる作業は、わたしにとってはとても楽しみな作業の一つです。
自分の知らない分野のことを学んで、自分の中の知識が増えて広がっていくことは、自分自身が成長していることを実感できる機会になっています。
以上の3つが、わたしが副業WEBライターをしていくうえで感じているやりがいです。
副業としてWEBライターをする上で気を付けていること
続いて、わたしが副業WEBライターをする上で気を付けていることをお話しします。
発注者の指示を穴が開くほど読む
わたしが副業WEBライターをする上で気を付けていることの1つ目は、「発注者の指示を穴が開くほど読むこと」です。
発注者の要求に沿わない記事を書いてしまったら、報酬が支払われない可能性があります。
多大な時間をかけて調査と執筆をしたその労力がすべて水の泡になってしまいます。
これは絶対に避けたい事態です。
それゆえ、わたしは発注者の指示を穴が開くほど読み込みます。
ただ、最近の発注者は、契約前の段階でも多くの情報を掲載しています。
例えば、どんなSEOキーワードを狙いたいのか、どんな文章構成にしたら良いのかを、かなり詳しく掲載しています。
せっかく発注者が丁寧に指示しているわけですから、この情報を使わない手はありません。
わたしは発注者が発信した情報を1つ残らず活用することを心掛けています。
それでも不明な点があれば、クラウドソーシングサイトのメッセージ機能などで積極的に連絡を取るようにしています。
やはり、直接のコミュニケーションに勝るものはありません。
納期を必ず守ること
わたしが副業WEBライターをする上で気を付けていることの2つ目は、「納期を必ず守ること」です。
納期は絶対です。
もし納期を過ぎてしまったら、どんなに素晴らしい記事を書いたとしても、努力は水の泡です。
その発注者からの再度の依頼はまず期待できません。
とにかく、納期は絶対に守るようにしています。
納期を守るために、いくつか工夫をしています。
本業のサラリーマンとしての仕事が忙しい時期には、そもそも案件を受注しないようにしています。そのために、Googleカレンダー等を使って、スケジュール管理を徹底しています。
スケジュール管理をしていても、予期せぬ事態が起こることがあります。
その場合は、早めにクライアントに連絡して指示を仰ぐようにしています。
副業WEBライターとしての目標
続いて、わたしの副業WEBライターとしての目標をお話しします。
副業WEBライターとして、もっと仕事の幅を広げていきたいと思っています。
自分の得意分野だけを受注するのではなく、あまりなじみのない分野にも積極的に踏み出してみたいと思っています。
それにはまだまだ勉強が足りません。
たくさん本を読んで、たくさんの実践をして、人としていろんな体験をして、視野の広い人間になっていきたいと思っています。
また、SEOに強い記事を書けるよう、SEOの知識もさらに身につけたいと思っています。
自分の書いた記事が、検索1位に表示されるという体験を、いつかしてみたいと思っています。
WEBライターを目指す人へひとこと!
最後に、WEBライターを目指す方にひとこと言わせてください。
WEBライターは、自分の好きなことや得意なことを文章にする素晴らしい仕事です。
あなたにとって当たり前のことであっても、その当たり前が、誰かにとってまさに必要な知識やスキルである場合が少なくありません。
いまこの瞬間にも、あなたの「当たり前」を必要としている人がたくさんいます。
WEBライターとして、まだ見ぬ誰かを助けてみるのは、とてもやりがいのある仕事だと思います。
WEBライターという仕事に興味があるなら、ぜひ挑戦してみてください。
もちろん、何の努力も無しに成功できるわけではありません。
・文章力や表現力を高めるための努力
・スケジュール管理をする能力
・常に新しいことを学び続ける行動力
が必要です。
でも、その努力を補ってあまりあるやりがいを感じることができます。
わたしもまだまだ駆け出しのWEBライターですが、自分の知識やスキルを誰かのために役立たせつつ、成長していきたいと思っています。
最後までお読み下さりありがとうございました。